神石高原で車検を受けるなら、知っておくべき8つの真実
実は車検で一番大切なのは費用でも時間でもなく、車の健康を守る「整備」です。「整備」は人間の体に例えると「医師の診察」に基づく「治療」です。「治療」をどこまでするかは、医師からのアドバイスで患者自身が決めます。
車検はお客様が2年に1度、お車の安全を確保される為の貴重な機会です。「しっかり診て」安全を確保しながら、お客様が「経済的にもベストな車検」が出来る様に心がけています。車に詳しくない人でも、適切な車検を受けて頂きたいのです。
派手な看板と広告が賑やかな車検のフランチャイズ店なのか、ディーラーなのか、はたまた町の整備工場なのか。お店によって車検の価格が違うのは何故なのか。中身の違いはあるのか。そんなモヤモヤをスッキリするように書いてみました。あなたの車検の手助けになれば幸いです。
1.車検の真実
「車検に通る」と言うのは、端的に言うと自動車検査場で「検査」を受けて合格することです。
自動車検査場には大きく次の2つがあります。
・1つは国の運営する「自動車検査場」です。 ユーザーが直接車両を持ち込み受験したものを「ユーザー車検」と呼びます。
・もう1つは国の委託を受けた「指定工場」です。 指定工場の車検では「法定24カ月点検」と「検査」の両方を受ける事になります。この「法定24カ月点検」は自動車ユーザーに義務付けられています。
「指定工場」にはフランチャイズの車検専門店、私達の様な整備工場、そしてディーラーまで様々なお店があります。
余談ですが、指定工場以外の整備工場は、認証工場と言う資格で自動車整備を行っています。認証工場は、自分の工場で法定24ヶ月点検をしたのち、国の検査場に持ち込む場合と、指定工場に外注に出す場合があります。外注と言っても認証工場らが自ら組織し運営する組合です。
2.ユーザー車検の落とし穴
「ユーザー車検」は検査が難無く合格すれば、とりあえずの費用を抑えるという意味では有効です。
この場合、自動車ユーザーに義務付けられている「法定24カ月点検」は別に受けることになります。
しかし、ユーザー車検を受ける方の多くは費用を抑えるのが目的ですから、検査が合格したあと「法定24カ月点検」を受ける方は殆どいないと推測されます。受けなくても罰則はないのです。
ただし、そのまま乗り続けるのは車にとっては良いことではありません。
検査だけ受けて法定点検を受けないのが「どう良くないのか」分かり易く人間に例えてみます。
3.そもそも「検査」とは
そもそも「検査」とは人間の体に例えると、「視力」を測ったり「上手に走れるか・止まれるか」「指が動くか」「屈伸が出来るか」「声が出るか」「おならは正常か」などの「体の機能を数値で確認」したに過ぎません。
基準値内ならば合格しますが、「医師の診断」を受けた訳では無く、合格とその後の健康とはほぼ関係は有りません。
4.「検査」と「法定24カ月点検」をセットで受けるのが普通の車検
国の自動車検査場を除く全ての自動車検査場は「指定工場」と言う資格で運営しています。民間が経営しているので、「民間車検場」と呼ぶこともあります。 「検査」に加え「法定24カ月点検」でも「正常」な事を確認するのが「指定工場の車検」です。
そもそも「法定点検」とは人間の体に例えると「医師の診察」を受けるようなもの。法定点検の目的は、「安全の継続性の確認」と騒音や排気ガスなどの「環境性能の継続性」を確認する事です。もちろん経済性や快適性を維持するためにも有効です。
指定工場では、ユーザー車検の様に「検査」だけで車検をすることは出来ないのです。
山本自動車工業は神石高原町で最初の「指定工場」です。「受入れ検査」から「法定24カ月点検」「整備」「完成検査」までを一貫して行うことが出来ます。
5.何故車検は1種類でないのか
低価格、短時間を謳うフランチャイズの車検、私達やディーラーの様な整備工場の車検。これらは全て指定工場の車検です。どれも「法定24カ月点検」付きの車検なのです。
それなのに内容は様々。
一体何が違うのか。
そして価格の違うのは何故なのか。
6.価格差の理由
フランチャイズの短時間車検
フランチャイズの短時間車検では、「法定24カ月点検」の内容を、法定条件を満たすギリギリまで絞り込みます。作業を定型化し、時間を短縮することで、車検の量販が可能になるのです。車検の料金が安く、シンプルなだけに、内容が分かり易いのが特徴です。
私達が推奨する車検
私達が推奨するのは「よく診る」車検です。「法定24カ月点検」を法定を満たすギリギリの目視点検にとどめず、一歩踏み込んで「よく診る」のです。
また、調整や磨き、清掃など、部品交換を伴わない軽微な整備までは基本料金の中でやってしまうのです。
私達はスタッフ全員が、お客様と顔の見える距離にあるだけに、「よく診ようとする」のは自然な事でもあります。
もちろん洗車や室内及び室内ガラスの清掃、無料代車の準備もあります。
神石高原には神石高原に合った車検がある
私たちの住む神石高原町は、市街地に比べアップダウンやカーブが多く、冬の融雪剤と泥の付着のため錆も進みやすく、車にとって環境は過酷です。
その影響はブレーキ、エンジン、タイヤなどに現れます。特にブレーキの場合運転者には気づきにくく、不経済や危険な状態をもたらします。
フランチャイズの車検が神石高原町の車に向かないとまでは言いませんが、実際に診させて頂いているお車の状態からすると、少し物足りないのは事実です。
7.選べる車検
私達の工場では車検を2通りの中から選んで頂けます。違いを下の表にまとめています。
表の左側は、私達がお勧めする、地域の実情に合わせたゴールド推奨型車検です。
推奨型車検では「法定24カ月点検」から一歩踏み込み、ブレーキの清掃、磨き、調整、グリスアップなどを行います。これらはブレーキ酷使による摩耗劣化と、融雪剤や泥の付着による錆への対処です。
中山間で降雪地域の神石高原ではこちらの方が向いています。取り敢えずの安さと、速さだけに軸足を置いていないので、ディーラーの車検と似ています。
表の右側スーパーエクスプレス車検はフランチャイズ車検の様に、点検内容をギリギリまで絞り込んだものです。
フランチャイズ型のスーパーエクスプレス車検でも、市街地と1万円ほどの価格差があるのは、大量に車検が出来ないからです。その代わり、車検後に無料の6ヶ月点検が受けられます。
私達が推奨するのは左側のゴールド車検で、価格は軽四のものです。
8.一番大切なのは整備
実は車検で一番大切なのは費用でも時間でもなく、車の健康を守る「整備」です。
「整備」は人間の体に例えると「医師の診察」に基づく「治療」です。「治療」をどこまでするかは、医師からのアドバイスで患者自身が決めます。
まだ5年も6年も乗りたい場合と、次の車検を受けない人では必要な整備は違います。 「どんな整備」を「どれくらい」するかはお客様次第なのです。
車検をクリアする為の「最低限の整備」なのか、「長く安全に、経済的に乗る為のしっかりした整備」なのか、お客様には判断がし難いものです。
この「判断」がご自身で出来る様に、点検の結果を基にアドバイスさせて頂くのも、私達の重要な役割です。
すぐに判断がつかない場合、「長く安全に、経済的に乗る為のしっかりとした整備」は車検とは別に受けるのも賢い選択肢です。
緊急性が低い場合、当社では、半年毎に点検しながら、整備するかどうかを決めて頂くことを推奨しています。
当社の車検に6か月後の無料点検が付帯しているのはこのためです。
営業時間 午前9:00~18:00(日曜日は~17:00まで) 定休日:月曜日・祝日・第3日曜日
電話やLINEが苦手な方 直接ご来店ください。
素敵な笑顔のお出迎えを心がけています。
田舎車検あるある 車検の憂鬱
また車検か。
前回の車検からもう2年経ったのかという驚きと、またお金がいるという思いが交錯する。
でも、車検がウキウキしない理由はそれだけではない。何か悶々とするのだ。
なぜ車検で悶々するのか。
8万円くらいかなと思って出した車検が15万かかっていた。
びっくりしていると、「変えなきゃいけない部品だから」と言われ、専門的なことが分からないので仕方なくお金は払った。
でもこんなにかかるのなら、最初から言ってくれればよかったのに。
「こんなにかかるなら受けなかったのに。」
「部品交換の前に言って欲しかった。お金を払うのは私なんだから。」
「幾らかかっても仕方ないものは仕方ないけど、一言相談してほしかった。」
「ホントにこれ全部やらなきゃいけなかったのか、、、」
悶々とするが、今となっては全て後の祭り。
「そんなにかかるのなら車検は受けない。」
「壊れると取り返しのつかないところだけ直して、様子を見ながらで良いところは後回しにしたい。」
「まだまだずーっと長く乗りたいから徹底的に整備したい。」
「果たしてその整備って私に必要あるの?」
「どういう風に必要なの?」
「それやんなかったらどうなるの?」
「やったらどういいわけ?」
車検の受付の時に上手くは言えなくても、お客様にはお客様の都合ってもんがある筈です。
お客様のその言葉にならない思いを大事にしたい。
田舎車検の「悶々」を山本自動車の車検でスッキリさせる
「お金は無駄にならないの?」
なぜ山本自動車の車検はスッキリするのか。
それはお客様ご自身のこれからの予定を考慮して、安全は保ちつつも費用が無駄にならない様な方法を、一緒に考えて決める事が出来るからです。
かけるべきところにはお金をかけて、かけるべきでないところにはお金をかけない。ご自身で納得して決める事が出来るのです。
当社では車検が終わった後に「ええっ~こんなにかかったのっ?」ということがありません。
「お客様の納得と、経済的合理性」を大事にしているのです。
ハイブリッド車 電気自動車の車検もお任せ下さい
プリウスやアクアなどのハイブリッド車、日産リーフなどの電気自動車も車検出来ます。車検の点検項目や検査項目は動力源が違っても全て同じです。
「トヨタのハイブリッド車はトヨタディーラーに行かないと車検が受けられない」と言うのは間違いなのです。国土交通省指定工場の山本自動車なら、プリウスもリーフも自社で車検が出来るのです。
ハイブリッド車や電気自動車の取り扱いに必要な資格証
6ヶ月前予約で3000円お得
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車検の流れ
受付
お車の気になる箇所や、ご使用状況。また、次回の車検受けのご予定、お車の代替え予定の有無なども合わせてお伺いします。
受け入れ検査
外観の目視点検で、車検不適合箇所が無いかを確認します。
ガラスのひびが無いか、バンパーなど外装品の取付は正常か、ライト類にひび割れがないか、ライトやウインカーが正常に作動するかなどを確認します。
エンジンルーム内の項目を点検します。
リフトアップし、下回りの各部を点検します。
目視とそれまでの整備履歴から、整備が望ましい箇所をピックアップします。
整備内容の打合せ
「車検に合格するために必要な部品交換」と「まだ使えるけど安心のために交換した方が良い部品」に分けて女性のお客様でも判断しやすいように丁寧に説明させて頂きます。
お客様が不要と思われる箇所は、ご自身の意思で省く事が出来ます。整備を選ぶ事が出来るのです。もし「次の車検を受けないかも」とか「もう長く乗らないかもしれない」と言う様な場合、安全性を損なわない範囲で、整備にかける費用は抑えるべきだからです。
「そんなの無理だ」「車のことなんか分からない」と思われるかもしれませんがご安心ください。整備した場合としなかった場合の違い、費用の違いも分かり易く説明させていただきます。
このあたりはディーラーや、地域の他お店とも違うところかも知れません。
お客様ご自身の意思で、車検の内容を決める事が出来る様にして差し上げるのは、私達の役割だと考えています。
お客様がお急ぎで、店頭にて打ち合わせが出来ない場合は、お帰りになった後に電話で打ち合わせをさせて頂きます。
法定24カ月点検と整備
打ち合わせをした部分の整備は、法定24か月点検と一緒に進めていきます。点検と整備を進める過程で、追加整備が見つかった場合には、内容と見積もりについて再度電話等で打合せをさせて頂きます。
弊社は指定工場でありながら、整備を主体とする工場です。外注に出さず自社でそのまま行います。
短時間車検の専門店では、一定時間に沢山こなすことが重視されますので、手間のかかる整備は外注に出すことも珍しくありません。
この辺りはディーラーと同じく、短時間車検の専門店にはない強みです。
完成検査
国の検査場で行うのと全く同じ検査です。
・測定ラインにかけてスピードメーター・ブレーキの制動力・排気ガスの状態・ヘッドライトの光量、光軸等を測定します。
・検査ピットで下回りや足回りの検査を行います。
ヘッドライトは光の角度がずれていることが多いので、その場合調整が必要です。
推奨型の車検の場合、調整費用は検査料に含まれているのでご安心下さい。ここも量販型車検との違いです。
見積りが明確
当店の車検では、「車検に出したら思ったより高かった」とか、「そこまで費用をかけ無くても良かったのに」というようなことを無くすために、必ずお見積りをお伝えしています。
見積りをしたら必ず車検を受けなければいけない、と言う事は無いのでご安心ください。
納車時の説明
納車の時には24か月点検と整備の内容を説明させて頂きます。整備を見送った箇所は今後も注意が必要なケースもあるので、そういった箇所についてもアドバイスを行っています。
6か月後の無料点検
車検で整備の緊急性が低い場合、当社では、半年毎に点検しながら、実施するかどうかを決めて頂くことを推奨しています。
当社の車検に6か月後の無料点検が付帯しているのはこのためです。 所要時間は15分ほどで費用はかかりません。
この車検後6か月無料点検はハガキでお知らせします。
神石高原でも市街地と変わらないサービスを心がけています
田舎の整備工場だからと言って心配はご無用です。私達の工場では社外研修は勿論、2年に一度の整備技能競技大会への出場も欠かしません。
・広島県整備技能競技大会は、県内22支部から選抜された10チームで競技します。
1987年 第2回大会 準優勝
2011年 第14回大会 敢闘賞
2013年 第15回大会 第3位
2015年 第16回大会 準優勝
2017年 第17回大会 第3位
2019年 第18回大会 敢闘賞(新人2名で頑張りました)
2022年 第19回大会 優 勝
・メーカー整備マニュアル、コンピュータ制御の診断装置(スキャンツール)、コンピューター・システム診断認定店、検査員3名在籍、自動車1級整備士在籍など、市街地のディーラーにも引けを取らない体制です。
無料代車あります
車検の間は代車をご利用いただけます。ムーヴやタント、ミライースと言った今話題の安全装置を搭載したお車も準備しています。作業用の軽トラックの代車もあります。
早期予約でお得に車検
車検のご予約は6か月前から承っております。勿論早期予約割引もあります。車検満期の6か月前にご予約を頂くと3,000円の早期予約割引が受けられます。
更に1カ月以上前のご入庫なら、6カ月前W早期割引で+500円の割引が受けられます。
更にさらに、車検前6か月前点検も無料で出来ます。車検の半年前にも無料点検を行っているのです。
車検の直前や、お客様が車検に出された後で「ええ~そんなにかかるの~」とお困りになることがない様にするためです。
また、6ヶ月前早期予約をしそびれた方の為に、2000円の3ヶ月前早期予約割引もあります。予約日が車検満期の1ヶ月以上前なら3ヶ月前W早期予約割引で3000円になります。
日曜日も営業しています
・平日にお越しになれない方のために、日曜日も営業しています。
・営業時間 朝9:00~夕方18:00(日曜日は~夕方17:00)
・定休日:月曜日・祝日・第3日曜日
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よくある疑問
「ディーラー車検と民間車検はどっちが良いのか」という質問を、インターネットの質問サイトで見る事があります。
実はこれ、私たちにとって何とも言えないもどかしい質問なのです。
なぜならディーラーも民間車検だからです。
自動車ユーザーの保守管理責任と定期点検
平成7年の車両法改正で、自動車の保守管理責任はその使用者にあることが明確化されました。
自動車ユーザーには定期的な法定点検を受ける義務があるのです。
定期的な法定点検というのは、24か月点検と12か月点検のことです。
点検の結果、安全性に欠ける箇所は整備が必要です。
自動車検査場は2種類
自動車検査場は大きく分けると2種類しかありません。
国が運営する「自動車検査場」と、国から指定を受けた民間企業が運営する「指定工場」です。
ディーラー車検は民間車検
「ディーラー車検」も「民間車検」も言うなれば造語です。
ディーラーも私達と同じ民間企業なので、「ディーラー車検」も「民間車検」なのです。
一般に「民間車検場」と呼ばれるのは「指定工場」のことで、ディーラーと私達の様な整備工場は、どちらも全く同じ「指定工場の資格」で運営しているのです。
国の検査場は「検査」だけ
国の検査場で車検を受ける場合は「検査」だけを受けます。
車検の中で「ユーザー車検」が1番安いのは、整備はもちろん点検も含まず「検査だけ」しか受けないからです。
検査が不合格の場合は整備の後、再度検査を受けなおすことになります。
この場合、自動車ユーザーの義務である「24か月点検」は別途受けなくてはなりません。
指定工場の車検は「点検と検査」がセット
指定工場では、「24か月点検」をしたうえで「検査」を実施することになっています。
24か月点検というのは、国の定めた56項目について確認するものです。
主に安全性と排気ガスや騒音などの環境性能です。
指定工場で車検を受けることで、自動車ユーザーに課された「保守管理責任」を全うすることが出来ます。
また、指定工場は整備工場なので、検査や点検で不具合があれば整備が出来ます。
検査が通らないということがないのです。
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