車のナンバープレート封印の思い違い  2019年7月

同業者に知られたくない、陸事でのとてもお恥ずかしい記事です。

陸事と言うのは、国土交通省中国運輸局広島支局福山検査登録事務所の事です。

ここは車検や車検書類の更新、名義変更などの手続きをするところです。

昨日、この陸事に行き、会社の車と私の車にカープナンバーを取り付けました。

カープナンバーと言うのは広島県福山のご当地ナンバーです。

そこで登録業務での私達の思い違いに気付いたので記事にしました。以前の記事で間違えたことを書いていたから訂正したいのです。

トラックのフロント側のナンバー

ナンバー変更に伴う封印

カープナンバーを付けるのは、3トントラック、普通乗用車、軽トラックの3台です。

普通車の2台はナンバーを変えた後、封印をして貰わなければならないので車を持ち込みました。

封印と言うのは、普通車の後ろのナンバープレートの取り付けボルト2本のうち、左側のボルトにしてあるキャップの事です。

トラックのリヤナンバー。フロントと違って、左の取付けボルトに封印がしてあります。
乗用車のリヤナンバー。これも封印がしてあります。
広 の刻印があるキャップが封印です。
これは軽四のリヤナンバー。軽はナンバーに封印がありません。

この「封印」は簡単には外せない様になっています。

不正防止の観点からだと思います。

しかも一度取り外すと、車を陸運局に持ち込まないと封印をして貰えなかったのです。

封印の思い違い。

「貰えなかった」と過去形で書いたのには訳があります。

昨年5月頃から一定の条件を満たすと、車を持ち込まなくても封印を持ち帰れる様になったのです。

私達もその事は知っているつもりでした。

一定の条件と言うのは国土交通省中国運輸局の認可を受けた指定整備工場であることです。

私達の工場は昭和48年から国の認可を受けた指定整備工場なのです。

車の持ち込みをしなくても良かったのです。

この事を弊社の社員たちは、事故修理の場合などは申請すれば持ち帰れると思い込んでいて、私も言われるがままそう思い込んでいたのです。

事故の修理は後ろのナンバーを外さなければならない事も多く、尚且つ事故をした現状の状態では動かす事もままならないので、それに対する配慮と解釈していたのです。

ですから今回のケースも持ち込みは必須だと信じて疑いませんでした。

今日ひょんなことからその事に気づいたのですが、何が言いたいのか分からない記事になるのでここでは書きません。

車の持ち込み。するのとしないのと何が違うのか。

車を持ち込むのと持ち込まないのとでは、その大変さは随分違います。

持ち込みの場合、お客様の車をキャリアカーと言うトラックに積んで行かなければならないからです。

もちろん自走しても良いのですが、お客様の車を自走していて、貰い事故にあってもいけないし、石が跳ねて車に傷が入ってもいけないからです。

また、自走を嫌がられるお客様も一定数いらっしゃいます。

やむを得ない理由が無い限り、出来るだけ自走はしないのです。

料金も当然違う

キャリアカーに積んで行くと、積載の手間やトラック使用の経費、また、走る速度もとても遅くなり時間がかかる。

そんな理由から持ち込みをする場合は、お客様から頂く費用も必然的に高くなってしまうのです。

以前カープナンバーの記事を書きましたが、その時はキャリアカーに積載して陸事に持ち込むのが前提でした。

この為持ち込みに合わせた料金、38,000円になっていたので、下げる事をここでお伝えしておきます。

正確に決まったらここに追記もしようと思います。今日は取り急ぎここまでです。

以前のカープナンバーの記事はこちら。この時させて頂いたのも価格を下げさせて頂きます。大変ご迷惑をお掛けしました。

カープナンバー付けます。

いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。