走行中に車から出るイヤな音の原因は、ブレーキに挟まった小石でした2019年3月

車から変な音がするので診て欲しいとお電話を頂きました。

弊社の事はググって見つけて下さったそうです。

とっても嬉しいです😃


因みに検索キーワードは

#神石高原町 #異音 だったそうです。

「異音」と言うのは我々が使う、いわゆる業界用語だと思っていたので意外でした😮

お車を預からせて戴いて早速診させて頂きます。

リフトアップしてブレーキディスクを動かすと、不愉快な金属音がします。

※一応動画をアップしていますが、聞かない方が良いと思います。黒板の「アノ音」より酷いのでご注意を!😱

構造の説明を少しすると、、

ブレーキディスク裏側にはカバーの役割をするプレートが取り付いています。

これをバックプレートと言います。

ブレーキディスクとの隙間は3~4ミリくらいです。

ディスク保護の為に取り付けてあるプレートに異物が挟まるとはちょっぴり皮肉です

点検でこの隙間に挟まっている小石を見つけました。

小石発見! 走行中に跳ねた小石が挟まったんですね!

異音はこの小石と回転するブレーキディスクが擦れるて出ていたのです。

このブレーキディスクはベンチレーテッドディスクと呼ばれるモノで、制動時に発生する熱を逃がす構造になっています。

ディスクは写真のように2ピース構造になっていて、その間のハシゴ状の部分が放熱の役割をしています。

音はこの放熱板の部分で増幅されていたんです。

まるでメガホンみたいですね📣😁

ブレーキを一部分解して小石を取り除き組み付けた後、異音が治った事を確認して修理は完了しました。

とれました。

私達はお客様が何でも気軽に相談出来るように心がけています。貴方の話を聴かせて下さい。

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この記事を書いた人

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山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。