ギックリ腰は縮んだ筋肉に引張られ骨がズレるから 2019年5月

チコちゃん風のタイトルになりました(笑笑

実は私、ギックリ腰はベテランです。初めてやったのが39歳の時なのでもう18年。ちゃんとしたギックリ腰は多分7〜8回。軽いのは20回くらいか、、

初めてやった時は「もう二度と歩けなくなるのでは無いか」と真剣に心配した。それくらい痛かったのです。


軽いギックリ腰は治し方も覚えました。

なりにくくする方法も見つけました。

私は違和感を感じた腰椎を「関節が緩んでる様な感触がする」と感じていました。

評判の整体があれば何処にでも行きました。

整体の先生にギックリ腰になるメカニズムを教えて頂いた事があります。それは「筋肉が縮んで固くなっているので、それに引っ張られてズレるんですよ」という説明でした。

私の感触は間違っていたのです。

(もちろんそれ以前に、重いモノを持ち過ぎて、軟骨も骨自体も変形している為に「なり易い」からだとは思うのですが、、)

だから私は、ギックリ腰の予防にはストレッチが一番だと思っています。

一にも二にもストレッチ。

それも主に腰から下の後ろ側。

自分のやり方と順番を書いてみました。

1)アキレス腱

ヤンキー座り

2)ふくらはぎ

板を斜め30度くらいに保ち、その上に乗る。

3)ハムストリングス(太ももの裏側)と中臀筋(お尻の脇)を一度に伸ばす。2)の状態で前屈する。この前屈自体が腰に悪いので、体重を両手で椅子にかける様にする。この時ハムストリングと中臀筋が伸びていると感じられればOK

4)中臀筋(お尻の脇) もう一種類

床に腰を下ろし座った状態で両足を卍の様に曲げる。右の中臀筋を伸ばす場合、右足の内側のくるぶしと右膝の内側が上を向く様に脚を曲げる。左脚は膝、くるぶし共に外側が上に向く様にする。つまり両足とも身体の左側に投げ出す様な感じになる。この状態で右膝めがけて上半身を折る。床におデコをつけるつもりでも良い。こうして右の中臀筋(お尻の外側の筋肉)が伸びる感覚を覚えればOK

(同じ原理で椅子を使った方法もあるが省く)

5)テニスボールを使って中臀筋

仰向けになりストレッチしたい反対側の膝を立てて、その膝上にストレッチしたい側の足首を乗せる。それだけでも伸びるが、その状態で中臀筋辺りの効く部分にテニスボールを入れてゴロゴロ転がす。相当効く。横になれない時は、テニスボールを胡座をかいた状態で下に入れてゴロゴロ転がしても良い。

6)テニスボールを使ってハムストリング

両脚を伸ばして床に座る。その状態でお尻と太ももの境目あたりにテニスボールを入れてゴロゴロ転がす。

毎朝この様なストレッチを15分くらいはやる様にしている。癖になるのでやらないと気持ち悪いのです。

先生に教えて頂いてストレッチを開眼したと書きましたが、それに確信めいたことを覚えたのは、道路脇で見ることがあります。「お尻をほぐせば腰痛は治る」と言う看板です。

先生に教えて頂いた「筋肉が引っ張る」という事と「お尻をほぐす」と言うのが「原因と解消」だとピンと来たからです。

身体が固いと怪我のもとにもなります。

高齢者がつまづいてこけたりするのも身体が固いことが大きいと私は考えています。

固い原因は筋肉が縮んだままになっているからです。

最後に高名な整形外科の先生に教えて頂いた事も大事なので書いておきます。

ギックリ腰に限らず「やってしまった」ばかりのイタイ時を「性急期」と言うそうです。(字が違ってたらすみません)

「直ぐに整体に行ってはいけない。直ぐに触ってはいけない。先ずは安静にしなければならない時期なのだ」と少し厳し目に言われたのを覚えています。

早く行かないと「ギックリ腰」が「クセになってしまう」のでは無いかと心配したり、「楽になった」と言う「成果」を早く確認したくて、直ぐに整体に駆け込んでいた私ですが、今は安静にする事も覚えました。

超絶酷いイラスト、ストレッチ器具、ズレかけた関節を「コツッ」と入れる時に使っている器具の写真を入れてまたリライトします。

「朝」と書いたが、筋肉は使ったら縮んで固くなるので、夜ストレッチで伸ばして1日の疲れをとるのも基本です。

お風呂の後が伸びやすいです。

ストレッチは気持ちいいので、腰の悪く無い方も是非お試しあれ。

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。