神石高原町で事故救助にクレーン出動自動車保険も出番2018年3月

今日の投稿は自動車の整備や修理では有りません。

神石高原町であった事故の救助作業です。

「坂道で車が落ちかけとる! すぐ助けてくれ!」

とご依頼を頂きました。

写真の様に不思議な所に軽トラックが停まっています。

およそ想像はつくと思いますが、簡単に言うとサイドブレーキレバーを引き忘れた結果です。

車を離れた間の出来事です。

この坂道には、脱輪しないように縁にブロックが積んで有ります。

それでも残念ながら、この縁が1箇所切れているところがありまして、、、

そこの所を 「ちょーーーーーど  ぴったし通過」してこの様なことになったのです。

車が縁をまたいで止まっています。

車のお腹の部分を「ガリガリガリーッ」と激しく擦りながら下って、カーブの所で止まったんですね

最後は建物の屋根に当たっています。

 

現場を確認後、クレーン車で出動しました。

これから吊り上げます。

建物にダメージを与えない様、真上からやや斜めに、建物から離す方向に引っ張るように車を吊り上げます。

クレーンの先にぶら下がっている天秤とスリングを使います。

もちろん車を傷めないのも信念なので、ボディーにはスリングを掛けず、自社開発の特殊な器具を使ってタイヤを直接吊ります。(スリング:天秤の両端にぶら下がっている帯状の吊り具)

何度やっても慣れることはなく、緊張感いっぱいの作業です

通常この形のクレーンは前側で吊る事はありません。アウトリガーという突っ張りの脚が効かないからです。今回は現場に横付けが出来ない上に、バックではクレーンが届かない事からやむなく前で吊りました。勿論車が軽いからでもあります。

今回の事故では1つの保険で3つの保険金を請求することが出来ました。

1)レッカー救助作業

2)車両損害の保険

3)壊れた坂道の修理(今回は他所のお宅なので対物賠償で請求出来ます。自宅は無理)

普段のカーライフでは滅多にお世話になる事のないのが保険です。

それでもやっぱり、もしもの時頼れるのが保険なんです。

保険は貴方を護ります。

弊社には保険募集の資格者が4名、専門教育を受けた事故応対のプロも2名在籍しています。

お客様の安全はもちろん、財産を護るのも私達の使命です。

神石高原町で車の事故相談もお任せください

いつものくるま屋  保険と事故の相談

この記事を書いた人

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山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。