神石高原町の荒地が花畑に 地域活動の成果です 2019年4月

地域の有志で耕作放棄地に花を咲かせる活動をしています。活動を始めたのは昨年2018年5月なのですが、その甲斐あって菜の花がそろそろ満開です。活動を振り返ってブログにまとめてみました。


活動場所は広島県神石高原町上地区。

お風呂施設の「光信寺の湯 ゆっくら」さん入り口から1キロ東のバス通り、県道27号線沿い。

空き家の隣の耕作放棄地だったところです。

この空き家は「のんきや」と言う屋号で、散髪と食料品と日用雑貨のお店でした。自宅から近いこともあって、小学校の頃まで良く通っていました。

そてにしてもユニークな屋号です。なんか使えそう、、

場所はココです ゴールデンウイークが満開かな

「のんきや」です 手前の引き戸のトコがアンパンとかアイスクリームのお店 写真右奥が散髪

2018年4月 活動前

バス通り、県道27号からの眺め  行き交う人たちの視界に映る、荒れ放題の耕作放棄地

2018年5月 第1回の共同作業

雨も降り「出来るのか?」という不安の中スタート

もはや草とは呼べません。人間の背丈より長いのは茅とガマの穂。「繁った草」のレベルを遥かに凌駕(笑
町道側もこの通り。もう何年も誰も刈らないので、視界を遮り、車の運転の邪魔にもなっています。
圃場の周りを少しずつ掘って、新しく水路を形成します。圃場中の水がココに溜まり、排水口に向けて流れる様、勾配を意識しながら堀ります。
上の写真隣の溝 溜まった泥を取り除き底をさらって、水が流れ出しました。農地の手入れはまず物理性の改善からです。つまり水はけや水持ちをよくすることから始まります。
ユンボも2台出動 圃場の周りに水路を作ります 手間の青いのが私が操作するユンボです
ユンボの向こうに見える木は元々は草みたいなヤツなんですが、放っておくとあんな風になってしまいます。ずーっと放っておくと山になってしまいます。
多人数なので精がが出ます!^_^
本日の作業終了

予定よりずいぶん早く作業を終えることが出来ました。

みんな一回家に帰って汗を流してまた集まってカレーを食べました。

賄いにカレーを仕込んでいました
作業後も雨は降りました。圃場周りに掘った水路に水が流れていい感じ。
歩道に溜まった泥もついでに取り除きました
もうわやです ずよずよ、、

数日後・・・

思った以上に水はけが良くひと安心。次は大型トラクターで耕耘です。

早起きして妻の実家から借りて来ました!
レンゲ畑の横で記念撮影 なかなか男前じゃ! 絵になるわ🖼

2018年7月 第2回共同作業

活動開始前と較べ物にならないくらい綺麗ですが、まだまだこれからです!
この日は半端ない暑さでした。熱中症になるといけないので、何度も休憩をとりました
休憩中の富さん 木陰が夏の日差しを感じさせますね

今回も、、 今回は肉です🍖😁

やっぱこれが無いとねー😁

後日草を焼きました

2018年10月 第3回共同作業

この日は草刈りのほか、目障りな松の木などを伐採しました。

チェンソー刃の切れが悪く文句タラタラでした💦

毎回作業に参加して下さる頼もしい大先輩

役員ではないのにいつも手伝って下さいます 嬉しいかぎりです😆

木が無くなってスッキリ!後ろの大きい圃場には薄っすらと油菜の葉が出ています。

今年になって葉っぱの色がすこぶる悪くて心配していました。

「ひょっとして種まきが遅くて、生育が遅れ茎があまり伸びてないので̪霜にやられたか??」

とか、「密播にしすぎて窒素不足か?」などど結構真面目に心配していました。

3月後半から暖かくなるに連れ、青々として来たので安心しましたが、生育は密植のせいかゆっくり目です。

この記事を書いているのは4月19日ですが、ここに来て茎もグングン伸びて、黄色が鮮やかさを増してきました。

地域の問題を解決しようと、皆んなで汗を流した成果です。道行く人たちに楽しんで貰えれば嬉しいですね!

場所はココです ゴールデンウイークが満開かな とっても綺麗 是非見に来てください!

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。