お好み焼き改善計画 2019.8.15

昨日の盆踊り大会のお好み焼き屋台。去年に続き美味しいと好評を頂きました。

それでも自分で点数をつけると60点。

改善の余地あり。盆踊り大会翌日、自宅で研究。

盆休みなので翌日から自宅で研究です。

気になった点は2つ。

1つは敷く生地。

シャバ過ぎて皮になるのに時間がかかり過ぎた。また、万遍に伸ばそうとすると直ぐに破れる。

なので濃くして、更に薄くのばせる火力の肌感を得る事。

うろ覚えだった生地の分量もレシピ化しました。

もう1つはかける生地は本当に必要かと言う事。

私はキャベツや豚肉などの具材の上に、薄い生地をかけていました。この生地には秘密の味付けをしていて、敢えてシャバシャバで多めにかけていたのです。ソバが入らないのでボリュームを出すためでもありました。

ところが今回自分で食べてみて、塊になった生地が美味しくないたこ焼きの様に感じたのです。これはほっとけない。

お店で食べる広島風お好み焼きに近づける。

お店で食べる広島風お好み焼きは、上から生地をかけない場合が多い。何故上から生地をかけないのにあんなに美味しいのか、以前から不思議だったのです。

生地をかけずに、先ずはあごだしをふってみました。美味しくはなるのですが、あごだしの粒が鉄板に直に当たった部分が焦げてしまうのです。

何種類か試してみた結果、上からかけるのは塩少々と調味料がベストだと分かりました。

これなら上から生地をかける必要はありません。

更にひと工夫。

それでも今までかけていた生地も美味しくて捨てがたい。そこで、かけた生地が塊にならない様に、ビーム容器でピューっとかける事にしました。かなりシャバシャバの生地をクルクルっと回す様にかけるのです。これなら塊になりません。

出来た。

うん、これは美味い。来年が楽しみです。

ホットプレートで広島風を焼く1番のコツ。初めは油を、引かない。

研究は自宅のホットプレートです。

ホットプレートで広島風お好み焼きを焼く時に一番難しいのが、最初の敷き生地を伸ばすところです。

これをクリア出来ればほぼ成功です。

ホットプレートの温度は150〜160度。熱すぎると生地が沸騰して綺麗になりません。

プレートに油はひかず、生地をオタマで直接落とします。

落とした生地をオタマの裏側でまんべんに伸ばします。この時オタマでクルクルと円を描くのですが、その円が次第に大きく広がる様に伸ばすのです。

上手く出来ると快感、プロになった気分で思わずニマリとしてしまいます。

ホットプレートはくっつかない加工がされているので、油を引くと生地がオタマにくっついて回り、団子になってしまうのです。

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。