昨日の盆踊り大会のお好み焼き屋台。去年に続き美味しいと好評を頂きました。
それでも自分で点数をつけると60点。
改善の余地あり。盆踊り大会翌日、自宅で研究。
盆休みなので翌日から自宅で研究です。
気になった点は2つ。
1つは敷く生地。
シャバ過ぎて皮になるのに時間がかかり過ぎた。また、万遍に伸ばそうとすると直ぐに破れる。
なので濃くして、更に薄くのばせる火力の肌感を得る事。
うろ覚えだった生地の分量もレシピ化しました。
もう1つはかける生地は本当に必要かと言う事。
私はキャベツや豚肉などの具材の上に、薄い生地をかけていました。この生地には秘密の味付けをしていて、敢えてシャバシャバで多めにかけていたのです。ソバが入らないのでボリュームを出すためでもありました。
ところが今回自分で食べてみて、塊になった生地が美味しくないたこ焼きの様に感じたのです。これはほっとけない。
お店で食べる広島風お好み焼きに近づける。
お店で食べる広島風お好み焼きは、上から生地をかけない場合が多い。何故上から生地をかけないのにあんなに美味しいのか、以前から不思議だったのです。
生地をかけずに、先ずはあごだしをふってみました。美味しくはなるのですが、あごだしの粒が鉄板に直に当たった部分が焦げてしまうのです。
何種類か試してみた結果、上からかけるのは塩少々と調味料がベストだと分かりました。
これなら上から生地をかける必要はありません。
更にひと工夫。
それでも今までかけていた生地も美味しくて捨てがたい。そこで、かけた生地が塊にならない様に、ビーム容器でピューっとかける事にしました。かなりシャバシャバの生地をクルクルっと回す様にかけるのです。これなら塊になりません。
出来た。
うん、これは美味い。来年が楽しみです。
ホットプレートで広島風を焼く1番のコツ。初めは油を、引かない。
研究は自宅のホットプレートです。
ホットプレートで広島風お好み焼きを焼く時に一番難しいのが、最初の敷き生地を伸ばすところです。
これをクリア出来ればほぼ成功です。
ホットプレートの温度は150〜160度。熱すぎると生地が沸騰して綺麗になりません。
プレートに油はひかず、生地をオタマで直接落とします。
落とした生地をオタマの裏側でまんべんに伸ばします。この時オタマでクルクルと円を描くのですが、その円が次第に大きく広がる様に伸ばすのです。
上手く出来ると快感、プロになった気分で思わずニマリとしてしまいます。
ホットプレートはくっつかない加工がされているので、油を引くと生地がオタマにくっついて回り、団子になってしまうのです。