6月12日の事です。自宅は築45年を過ぎ、あちこちが傷んできました。特に水回りはボロボロでトラブルが多いです。浴槽は水漏れがあり、昨日から取り替え工事でお風呂に入れません。
今は大掛かりなリフォームをしたくないので、今回は浴槽のみ交換します。ささっと済ませたいのです。
前日はすぐ近くのゆっくらにお風呂に入りに行きました。近くにあるので助かります。
ところがこの日は改装で会社にシャワー室を作っていたのを思い出し、急遽使ってみる事に。シャワー室は事務所から裏に出る途中にあります。
まだあちこちにビニールが掛かったままです。
服を脱いでいざ。
あれ、何にも出ない。
下だけ履いて裏に回ってみるがバルブらしきものは見えない。
おかしい。きっと天井裏に秘密があるに違いない。
脚立を運び込み天井裏を見るもそれらしき原因は見当たらない。
さて困った。
そうだこんな時は取説とばかりに調べます。
んん、これか。
そうか、きっとここをまだ開けてないんだ。ま、自社施工なんで。
私はマイナスドライバーを工場から持ってきました。
出てくれとやや祈る様な気持ちで開けます。パンツ一枚の姿です。
じゅう、と配管の中で水の音がしてひと安心です。
無事会社のシャワーで一番風呂を使うことが出来ました。
滅多に使う事は無いのですが、有るのと無いのとでは気分的には大違い。なんか整った感じがして嬉しいです。忙しい間を縫って工事をしてくれた弟に感謝です。
そう言えば一番風呂を使うと、歳とってもチューブにならないと子供の頃に聞いた事があるので、ちょびっと得した気分にもなりました。
チューブと言うのは、歳をとって手などがぶるぶる震えるあれです。きっと田舎の方言だと思います。
何はともあれ、めでたしめでたし。