蜂の巣を突いたら大騒ぎになった 日本ミツバチ 2016年6月

今週も忙しい定休日がやって来ました。

日本ミツバチは日本に古来から生息野性のミツバチです。巣箱は置きますがそこが気に入ったら住んでくれます。気に入らなかったら山に帰ります。だから私は「日本ミツバチを飼っている」と言い方はあまり好きではありません。


神石高原町父木野地区に、1群だけ置かせて貰っている巣箱を見に行きました。

巣箱は少し小高い場所にあります。

冬の囲いを未だに外していなかったので、それを外すのと継ぎ箱をする為です。冬の囲いは防寒対策です。こうする事で群れが冬越しをしやすくなります。

冬の間蜂達は身を寄せ合って、巣箱の中の温度を保ちます。飛翔筋と言う、羽ばたく為の筋肉を震わせて発熱するのです。蜜はその為にのエネルギー源で、冬の囲いをする事で蜜の消費が少なくて済むのです。

継ぎ箱と言うのは、重箱と言う巣箱をひとつ継ぎ足す事を言います。蜜蜂の巣は上から下に向けて伸びて来るので、それに合わせて巣箱も伸ばしてやるのです。

凄い数の出入りです。群れの健康状態は抜群に良さそうです。

更にダンボールを外してみると、その内側にもおびただしい数の蜜蜂がいました。

この隙間に巣をしてたら困るなと思っていたのですが、それはセーフでした。

囲いを外し、箱を継ぎました。文字通り蜂の巣箱をつついたら大騒ぎになりました。それでもここの群はおとなしいです。こんだけ騒いでも刺しに来ません。

ダンボールの内側にいた蜂達が移動して、巣箱の外壁に沢山へばり付いています。全部巣に収まってくれれば良いのですが。

今日は箱を1個しか持って来ませんでした。これは失敗です。

ちょっと気にはなるのですが、最悪巣に入れない蜂達がいても、巣箱上部の屋根があるので夜露は何とかしのげると思います。

最後に巣の中の状態を確認しようと底板を外したら、蜂の塊がドサッと落ちて来ました。びっくりしました。

板の裏にいた塊が落ちて来たのだと思います。大丈夫だとは思いますが、女王蜂が外に出たりしていない事を祈ります。

ズボラな飼い方でちょっとかわいそうでした。反省です。

いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。