日本一の加賀屋旅館  心に刺さった国旗の意味  2019年6月

6月17日、ある合同勉強会に参加しました。伺った先は石川県和倉温泉の加賀屋旅館です。加賀屋旅館は36年連続、プロが選ぶ満足度日本一の旅館です。

年間2万人のお客様がいらっしゃるそうです。

和倉温泉駅に到着。
12階建てです。


講師は加賀屋グループ本部、総務人事部の杉森さんです。

ここで得た気付きや学びを紹介したいところです。

ところが私にとっては、到着早々に講義の内容に劣らない出来事がありました。

それを紹介して報告に変えます。

フロントを通り過ぎ、私が最初に目を止めたのは、右側に掲げてあった国旗でした。

その訳に思わずため息を吐いた国旗。

ふうん、国旗かぁ。

この国旗どう言う意味なのだろう。

何故この国旗が掲げてあるのだろう。

疑問を放っておけない私は周りの数人に尋ねました。

さあ、今まで来られた首相の国じゃ無いですか、今まで来られたお客様の国の国旗かなぁ。

様々でしたが、答えを知ってる人も、さほど興味を示す人もいませんでした。

暫くののち、国旗を片付けに来た旅館スタッフの方を見つけました。

「この国旗はなんで掲げてあるのですか。」

その答えに私は大きく息を吸い込み、深いため息をつきました。

昨日宿泊されたプリンストン大学の学生さん、50名の方々の出身国の国旗だったのです。

それ以上何も聴く必要は有りませんでした。

相手のルーツを大切にする、相手の大切なものを大切にする、相手を尊重する、相手の事を分かろうとする、相手を認める。

語彙力の乏しい私には、ここで的確に表現する言葉が見つかりません。

もし私が泊まった他国のホテルに、自分の為に日本の国旗が掲げてあったら心の底から嬉しいと思うのです。

そして掲げてくれた人に対しても迷わず敬意を払えます。

意を伝える。

その重さがザクっと刺さった出来事でした。

ギャラリー

国旗
最初に目に入った国旗。ほぼ全て国の旗があるそうです。
間違えた事は無いですかと尋ねると、逆さまにつけてしまった事はあるそうです。
驚くなかれこのガラス、枠ごと上に全開します。
アジサイの一種でしょうか。
お土産屋さんには入りませんでした。
加賀屋に来ても仕事をする人。
館内は美術館でした。
目を奪われます。
どこも全て整っています。

窓を開けるとウミネコが来て怖かったです。
懇親会のサプライズです。北海道からご夫婦で参加の鈴木社長。なんと銀婚式。
リクエストに応えて手を繋いでくれました。これは私の手柄です。
鈴木さんは明朗快活、頭脳明晰な方で、笑い方も気持ちが良いです。
懇親会で合流して下さった支配人。
北海道から参加の女性社長もいらっしゃいました。

いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。