今日は自治会の親睦旅行で宮島に行きました。
小さくても満足度の高い旅をする為の、私流のコツを書いてみました。
旅行の幹事は4年目。
以前私が会計を担当していた時からの流れで、毎年の旅行企画と幹事を引き受けています。幹事は今回で4年連続なのですが、実はこの幹事が性に合ってると言うか、結構面白いのです。
大きなコツは3つ。
バス会社に企画を丸投げしない。
下見に行く事。
現地ガイドを手配する事。
丸投げにしない。
バス会社にはバスだけ手配。
そのほかは全てこちらで手配します。
丸投げにするとお決まりのコースで、お決まりのお土産屋に行く事になります。
「ああ、ここか。前にも来た来た」みたいな感じです。
下見について。
日帰りの旅なので、遠くではありません。一度下見に行く方がいいです。
下見の1番大きな目的は、昼食会場を決める事です。
年配者や子供もいて、昼食の頃には歩き疲れています。多少のアルコールと食事がゆっくり摂れて、出来れば2時間くらい居れるところがベストです。
さっさと食べて散策したい人と、時間いっぱい歓談したい人がいるからです。ここのところは重要です。
現地ガイドさんについて。
ガイドさんの手配は自前でします。
何処に行ってもそうですが、ガイドさん無しだと文字通り「ただ見て周るだけ」。食べ物やお土産を物色する事だけで、あっと言う間に終わってしまいます。
今まで行った事のある所でも、ガイドさんが付く事で、それまで得られなかった知的な満足感が得られます。これだけで旅の価値が大きく違って来ます。
宮島の観光案内所。ここでも紹介はしてくれます。もちろん当日は無理ですよ。
船を降りて改札を通ったところで、現地ガイドさんと待ち合わせました。
ガイドの藤井典子さん。とても分かり易くて参加者が絶賛。今度また行くなら藤井さんを指名したいです。
ガイドさん手配の仕方。
何処にでも観光協会があるので、そこに問い合わせます。
今回は宮島なので、廿日市観光協会にお願いしました。それぞれの協会に登録された、現地のガイドさんを紹介してくれます。
あとは直接連絡を取り合います。
ガイド料は様々です。
ボランティアガイドと言う呼び方をする事もありますが、必ずしも無料と言うわけではありません。
ここ4年の経験で言うと、
・鞆の浦 2000円
・倉敷美観地区 0円
・山陰美保関 3000円
・今回の宮島 4000円 でした。
1時間半から2時間程度のコースが標準的です。
コースは予めガイドさんと電話で相談しておきます。
ガイドさんが居ると、例えばこんなに違う。
例えばと言う事で、ガイドさんが居たから分かった事を1つ紹介します。
厳島神社は国宝なのに、何故土足で廊下を歩けるのか。
答えは廊下の板が二重になっているからなのです。
目を凝らさないと分かりませんが、板が二重になっています。下の板が元々の床です。つまり国宝の廊下が傷まないように、上に1枚貼り足してあるのです。
2枚貼りにしていなかった頃は、土足で歩けなかったそうです。
広島県に生まれて57年の私ですが、全く知りませんでした。
宮島は何度も行った事がありますが、ちゃんと観光出来たのは今回が初めてな気分です。
余談ですが、個人的な旅でも現地ガイドさんをお願いすると楽しいと思います。
旅の記事はまた余裕があれば書きたいと思います。
藤井さんお世話になりました。
いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業