山本 宰士 毎年１１月の恒例行事、上自治振興会 小坂班の親睦旅行の時期が近づいて来ました。班というのは行政区の最小単位です。
妻と昨年１２月に下見に行きました。
幹事はここ数年続けてさせて頂いています。
内容は自分で組み立てます。下見にも１回は行くようにしています。
下見は１人では楽しくないし、良いアイデアも出ないのでいつも妻と出かけます。目的のある日帰り旅行みたいなものです。
今回も１２月に下見に行きました。全体の時間配分と、観光コース、現地ガイド、昼食会場などに目星をつけます。
宮島には島に渡って直ぐのところに観光案内所があります。ガイドとコースについてはここでイメージが出来ました。
分かったのは、弥山という宮島で一番高い山に登るコースと、町中を巡るコースの両方を受け持つガイドはいないという事でした。
両方は時間もかかり過ぎるのです。
弥山に登るのは諦め、町中のコースにしました。
要は観光コースの終わりに食事会場に着くようにすれば良いのです。
観光地図を片手に食事会場を探しを兼ねて歩きます。
やっと見つけた食事会場。
かなり歩いたのですが、食事会場を見つけるのが困難でした。団体でゆっくり出来るところがなかなか無いのです。
宮島は国際的な観光地。宴会が出来る様な所なんてホテルくらいしか無いのです。
妻は以前、宮島の「国民宿舎みやじま 杜の宿」に同窓会で行った事があると言います。
そこも訪ねましたが、経営する会社が入札で変わったばかりで、何も分からないと言うので諦めました。
ここは宮島水族館の直ぐ奥です。
観光コースのほぼ最後で、突き当たりの様なところなのですが、そこまで歩いてまた引き返し昼食会場を探します。
小洒落たお店があったので相談すると、可能だが時期が時期なので１時間までだと言う。１１月は紅葉の時期で観光客が特に多いのです。
そしてさんざん歩いた挙句、昼食に入った定食屋で相談しました。
「畳の部屋でゆっくりしたい。出来れば２時間くらい」と相談しました。歩き疲れた年配者や子供もいるからです。
すると、宴会は無理だけど２階で出来るとの事。これで段取りは大丈夫と安心して帰路に着きました。
正式に行程を組む段階で食事会場がＮＧ。
先日の班の役員会で、行き先や日程は了解頂いたので、そろそろ中身を詰めます。
地元の三和交通さんでバスを手配して、１２月に尋ねたお店に食事の予約を取れば大体できた様なものです。
問題は食事でした。
１２月に了解を貰ったお店に電話をすると、団体は受けていないと言うのです。
話が違うと言うやつです。
そのほか何軒か電話を試みるも、団体でだーっと入って、３０分ほどでがーっと食べてさっさと出るところはあります。そんなのばかりです。
それでは満足度イマイチの旅行になってしまいます。
「原点に帰る」的に解決。
思案してると、妻が「あの水族館の奥のところはどうなのか」と私に問います。
そう言えばあの時、「経営が変わったばかりで何も分からない」そう言っていたので、「今なら大丈夫じゃないのか、電話をしてみたらどうか」と言うのです。
それもそうだと早速電話をしたところ、ちゃんと予約が取れたのです。
でかした。流石かあさん。
しかも畳の部屋で、
しかも２時間、
しかも宮島水族館の直ぐ近く。
これなら歩き疲れた子供もお年寄りもゆっくり出来るし、少々飲んでも部屋でゆっくり出来て楽です。
水族館の直ぐ前にバス乗り場もあるので、船着場まで帰るのに歩きたくない人も助かります。
これでひと安心です。
案内を作る。
早速正式な案内を作ります。
去年の案内をサクッと書き直したものを、役員会の資料にしていました。これを書き直してこれから仕上げます。
お天気に恵まれますように。
