生まれて初めて脳ドックを受けて思った事  2019年4月

今月脳ドックを受けた。57歳で人生初です。受けてみようと思ったのには理由が二つある。

ひとつは、「50を過ぎたら人間ドックは絶対受けた方が良い」と言う記事を今までに何度も読んだ事があるから。

この理由は下地としてはあったが、私を動かすには、何処か他人事の様だった。

もう一つの理由は、同じ団体に所属する同業の知人が人間ドックを受けたと知って触発されたからだ。

然も毎年受けていると言う。

彼はクスリをいつも飲んでいる。

そして、よく太っているので「痩せた方がいいんじゃない?」と言うと「大丈夫です🙆‍♂️」と決まって答える。

そのうちヤバいんじゃないか、、、

時々お節介で無責任な心配をしていた。

彼は私と同じ様に社長である。違うのは経営する会社の規模だ。

そして私より一回りも歳下である。

入力された情報を私のCPUが自動的におさらいする。

1)私より一回りも下なのに受けてる

2)しかも毎年受

3)会社が大きい

4)クスリをいつも飲んでいる

5)大丈夫だと言う

次に自分と比較した

1)もう60歳も近い

2)それなのに受けた事がない

3)会社が小さい

4)処方された薬も飲み忘れる事が多い

チーン!

答えが出た。

それまで私は彼の事を、健康管理に関して傲慢でリスク管理が甘いと思っていた。

ヤバいのは自分の方じゃないか。

思い込みの強い私は、大きい会社を経営する彼の責任感の様なものを感じ、同時に自分は甘いと感じた。

脳ドックは受けるのはた易い、が生活習慣はなかなか変えられない。

日常の当たり前の営みが、実は当たり前ではなく、危うそうな事なのだと感じた。

この記事を書いた人

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山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。