私が「社員教育」という言葉を使わないわけ7年前趣味の畑仕事に人材育成を感じた話 2019年4月

私は「社員教育」と言う言葉を使うのに抵抗があります。「人を育てる事ができる」と私も周りも勘違いしそうだからです。それがタイトルの答えです。

新年度が始まり、以前のブログにも書いた様に、4月1日から2名の若者が新入社員として入社しました

1名は専門学校の新卒20

もう1名は社会人経験を3年積んだいわゆる第二新卒の25歳です。

二人とも入社後既に23種類の研修に参加させています。

そのご、入社後16日目にとある経営塾の主催する他社見学ツアーにも参加させました。

どう育っていくか楽しみです。

「社員教育」の言葉の意味は「教えて育てる」です。

私は、私が「他人を育てる」事が出来るなど、思い上がりも甚だしい事だと感じているのです。

そんな事を考えていると7年くらい前の事を思い出しました。

私は好奇心から今まで色々な趣味を持って来ました。

その中にはやらなくなって久しい畑もあります。

作ってみた作物は

オクラ

大豆

丹波黒大豆

人参

イチゴ

トウモロコシ

聖護院大根などです

最初は本に書いてある通りやれば上手くいくと思っていました。

ところがその通りにはいきません

作物が育ちは天候や栄養の状態などで違いが出ます

できが悪い時には何かしら原因があります

こんな時は、生育の状況を見て手を加えます

水をやったり、

水はけが悪い とか

気温が低すぎるとか

霜に当たったとか

日照りが続きすぎたりとか、、、

いづれにしてもなにか手を施さなければなりません

そしてどうなるか様子を見るのです

水をやって様子を見る

土寄せをして様子を見る

藁をやって様子を見る

そんな事を経験しながら、人も同じだなと感じた瞬間があったのです。

土寄せして発根を促します

ひとも「育てる」のでは無く「育つ」のです

会社が出来るのは、環境を整え、知識を得る機会を与え、失敗させながら、経験を積ませる、それを繰り返し見守る事に尽きるのです。

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神石高原町 いつものくるま屋 山本自動車工業です

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。