「悪い癖を直す」行動療法は簡単に出来て役立つ ポストイットをペタペタ貼るだけ 2019.10.21

顎が痛い人の症状を治す特集を、朝の情報番組で観ました。テレビの情報を書くのは抵抗がありますが、悪い癖を治す技法が使えると感じたので書きました。

口を動かす時に違和感。

番組で取り上げられていたのは40代の女性。

口を動かした時、顎の付け根に違和感を感じたのが始まり。

違和感と言うのは「ギギ」とか「ゴリゴリ」など音の様なもので、耳に近い場所でとても気になったそうです。

歯医者さんで診てもらうと、病名は顎関節症でした。

原因は顎が凝っているから。

原因は「咬筋」と「側頭筋」が肩こりの様に凝り固まっている事でした。

咬筋は「顎の筋肉」で、側頭筋は「側頭部の筋肉」です。

顎が凝るのは上下の歯がくっついているから。

「顎が肩こり」の様になるのは、いつも不要な力がかかっているためで、日常的に上下の歯がくっついている事が原因なのです。

力を入れているつもりは無くても、これが長時間続くと凝ってしまうんですね。

テレビでは肩こりならぬ「顎こり」と言っていました。

上下の歯は離れているのが正常。

歯は上下が離れた状態が正常で、くっついているのは1日のうちで20分くらいなものだそうです。

これには驚きました。

何故なら私も歯を噛んでいる事が多い様に思うからです。

脳が覚えた「悪い癖」を直すには行動療法。

「日常的に歯がくっついている」と言うのは、脳が覚えてしまった悪い癖です。

症状を改善するには、この癖を直すしかありません。

ところが歯が1日中くっついているのは無意識なのですから、「気を付ける」だけでは無理があります。

この癖を直してくれるのが行動療法なのです。

行動療法とは。

https://ja.m.wikipedia.org/wiki/行動療法

行動療法は心理療法のひとつです。

テレビで紹介されていたのは、その技法を応用したものです。

やる事は2つ。

この癖を直す為にする事は2つ。

・ひとつはポストイットに「歯を離してリラックス」などと書いて、家中にペタペタ貼る。

・もう一つはポストイットが目に入った時に、上下の歯を離してリラックスすることです。

リラックスのコツ。

2つ目のリラックスにはコツがあります。

一度肩を持ち上げて「ストン」と落とすのです。

この時息を吐きながら声を出して「はあっ」と言うのがコツです。

2カ月で治る。

これを続けると顎の症状は2カ月で治るのだそうです。

この技法は応用が効きます。

これって悪いクセを直す時もですが、良いクセを付けたい時も応用が効きます。

例えばポストイットに、「笑顔でにっこり」と書いてあちこち貼り付けます。

目に入った時ににっこり笑うのです。

こうすると笑顔のクセが付いて、家も会社も明るくなりますね。

いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。