160名のオンライン授業で得た気付き ZOOM活用の課題 2020.8.21

かねてから準備を進めていた、神辺高等学校でのオンライン授業が終わりました。以前の記事ではオンライン企業訪問と称していました。

特にトラブルも無くイベント自体は全て上手く行ったのですが、そこで得た気付きを書いてみました。

写真は株式会社アンリックスさん。

音声は大事。映像も大事。

私はZOOMミーティングで、いわゆる市販のWEBカメラは使いません。画質も音質も悪いからです。

マイクはボーカルマイクを使います。

口とマイクの距離が近い方が音声がクリアだからです。音声の違いを確かめた記事

カメラは一眼カメラを使用します。

今回のシュチエーション。

一般的なオンラインミーティングのシュチエーションは1対1か、1対数人だと思います。

今回は企業側のプレゼンを高校生160名が聴くというものでした。密を避けると言う事で、2回に分けて、80名づつで行いました。

私はZOOMのホストとして、機材を携え学校に出向いたのです。

臨場感が伝わらない その1

こちらで80名の高校生が聴いていると言う臨場感を、プレゼンする企業側に伝えようと工夫したつもりでした。

ところが参加企業の方には、その辺りがイマイチ伝わらなかった様です。

例えば生徒達が「起立、礼」と挨拶するのですが、動作は画面から見えるけど、何を言っているのか声は全く届いていないのです。

良かれと思い使用しているボーカルマイクが仇になっているのです。

また、実際には80人の高校生がいたのですが、「20人位かと思った」とも言われました。

臨場感が伝わらない その2。

企業のプレゼンが私の合図で始まるので、メリハリが無かった。

臨場感が伝わらない その3。

こちらに80名いても、相手には一つの画面で表示されるので、人数が少なく見える。iPadで参加したある社長が教えてくれました。

次回への工夫。音声。

1.ボーカルマイクは同様に使う。

2.ウェブカメラなど、全体の音声を拾うマイクも併用する。この場合、ZOOMの操作で切り替えるか、音声ミキサーで使用する。

次回への工夫。映像。

1.メインカメラのアングルと、スイッチャーによる切り替え

2.企業のプレゼンスタートは司会に委ね、司会の映像をスイッチャーで切り替え伝える。

3.参加する端末を3台に増やして、大勢が聴いている臨場感を伝える。

オンラインの難しさ。

オンラインの難しさをひと言で言うと、こちら側の様子が相手にどう伝わっているのか、自分では分からない事です。

特に音声は、相手に尋ねてみないと届いているのかが分からないのです。この辺りはテレビの生中継と似ていますね。

最低でも、こちらの音声をモニターする事は必要です。

いつものくるま屋神石高原町 山本自動車工業

この記事を書いた人

山本 宰士

山本 宰士

山本自動車工業株式会社 代表取締役

広島県神石高原町のくるま屋です。