私たちの仕事はサービス業です。今日は接客の基本中の基本、笑顔について書きました。
なぜか難しい顔で迎えてしまう。
お客様が来られた時、何故か困った様な難しい表情で迎えてしまう事があります。
何故なのか、答えはひとつです。
「誰だろう」と見極めようとするからです。
お客様か業者さんかを見極めようとする事もありますが、たとえ業者さんでも、知ってる人なら自然と笑顔になるので、やはりその根っこは「誰だろう」です。
つまり何故か難しい表情になってしまうのは、リアクションをする為に先ず、「相手の顔を認識しようとするから」なのです。
車の中が見えない。
当社では車が見えたら、駐車場所まで迎えに出る事にしています。
道路からの入り口から駐車場所までが緩やかな登りです。
ショールーム入り口には、特に大きなひさしや屋根もありません。
そのため空の景色がフロントガラスに映り込み、車内が良く見えません。
曇りの日などは真っ白で、車内が全く見えていないのです。
どなたが運転しているのかはもちろん、助手席に人が乗ってるのか、後ろに人が乗ってるのか、全くわからないのです。
そのためお車を迎える時、つい反射的に「誰だろう」と思ってしまうのです。
そうしてその難しい顔のまま迎えに出るのです。
ところがこの、無表情だったり眉間にシワが寄ってたりしている我々の顔は、お客様からは良く見えているのです。
これではお客様ご自身が、歓迎されてない様に感じられるでしょう。
これで解決。ガラス映る雲に笑う。
小さな事を日本一頼みやすい、いつものくるま屋としては、これは解決しなければなりません。
答えは簡単でした。
フロントガラスに映る雲に向かって微笑むのです。
人の顔が見えていなくても笑うのです。
車が見えたら、先に笑顔を作って入り口に近づき、車のフロントガラスに映る、雲に向かって笑顔で会釈するのです。
昨日夕方から少しずつ練習していますので、お客様でこのブログをお読みの方がいらっしゃったら、店頭での感想を聴かせて下さい。
穏やかで優しいお店を作りたい。
福山とか町に行かなくても、良い店がある。
穏やかで優しい、相談しやすい、そんなお店を作りたいと本気で考えています。
ご意見やアドバイスを頂けると嬉しいです。
オマケ
こんな顔だったりして。